貧血・鉄分補給におすすめの食べ物
女性に多い貧血。
特に妊娠中は赤ちゃんの成長にも影響があるとも言われ、産後の育児や母体の回復にも大きく関わってきます。
できれば妊娠前から気を付けておくのがベスト。
とはいえ、妊娠してから『貧血』と医師に告げられることも多いもの。
鉄材を飲むと気分が悪くなったり便秘になったり、便が黒くなったりと不快な症状もありますので、意識的に自分でも鉄分摂取を心がけましょう。
鉄分にはヘム鉄と非ヘム鉄があり、ヘム鉄の方が体内に吸収されやすいとされています。
非ヘム鉄:植物性の食品に含まれる。体内での吸収率が低い。小松菜、ほうれん草、ヒジキ、大豆など。
ヘム鉄:動物性の食品に含まれる。非ヘム鉄の数倍の吸収率。レバー、マグロなど。
吸収率が低いとされる非ヘム鉄ですが、ビタミンCと一緒に取ると効果的に吸収できるそうです。
小松菜やクレソンのサラダにレモンをかけると良さそう。
ハーブティーにも『ネトル』など鉄分を含むものがありますので、お茶の時間に取り入れたりするのもおすすめ。
逆に、一緒に摂ると鉄分の吸収を妨げる働きを持つものもありますので、注意しましょう。
緑茶やコーヒーなどに含まれるタンニンがそのひとつ。
特に、せっかく鉄分補給を心がけた食事をする際には、そうしたタンニンを含むものを一緒に摂るのは控えましょう。
鉄分は一朝一夕に増えるものではありません。
そして、気を付けていただきたいことがあります。
『この食品が鉄分を多く含むから』とそれだけを多くとるのはやめてくださいね。
摂り過ぎると、逆にその食品に含まれるものに大量摂取には注意すべきものが含まれていたりすることもあります。
何事もバランス。
鉄分を意識しつつも、バランスの良い食生活を心がけていただければと思います。
妊娠中の過ごし方の講座もありますので、詳しくはぜひそちらで。